オリーブオイルには2種類ありまして、味や風味が違います。
今回はキャンプに持っていくオリーブオイルとしておすすめなオリーブを紹介します。
スーパーで買えるオリーブオイルは概ね2種類で「エクストラバージンオイル」と「ピュアオイル」があります。
結論から言うと、キャンプにはピュアオイルがおすすめです。
使い分けは「加熱か生食か」や「風味を思いっきり出すか抑えるか」で変わります。
以下に詳しく書いていきますね。
オリーブオイルは大きく分けて2種類ある
日本で手に入りやすいオリーブオイルは大きく分けて「エクストラバージンオイル」と「ピュア」オイルの2種類があります。
エクストラバージンオイルは、オリーブの実を絞って出てきた油「そのまんま」です。
一方ピュアオイルは、エクストラヴァージンオイルを精製したものに、エクストラバージンオイルを混ぜて風味や香りを調整したものです。
エクストラバージンオイルとピュアオイルの違い
エクストラバージンオイルはピュアオイルに比べて高品質とされています。
香りや風味がつよくサラダや牡蠣などにかけて食べたり、パンに塗ったりして食べると美味しいです。
ただ、熱で香りや風味が飛んでしまうということが有るので、加熱調理する場合はちょっともったいないかもって感じです。
ピュアオイルはエクストラバージンオイルに比べて風味が弱く香りも抑えられています。
オリーブオイル独特の青臭さが抑えられた感じですね。
生成されているので熱耐性もあります。
なので、ペペロンチーノとかアヒージョとかによく合います。
香りが不足しているなと感じたら、加熱後にエクストラーバージンオイルを足して調整できます。
あと、値段が違います。
一般的にエクストラバージンオイルの方が高いです。価格は青天井です笑
ピュアオイルは廉価なものが多くてドバドバつかってもお財布に優しめです。
でも、昔はピュアオイルはもっと安かったと思うですが最近値上がりしてる気が・・・。
なんでだろ。。
良質なエクストラバージンオイルは「遮光性の容器」に入っていて、「酸度が0.8以下」であり「コールドプレス(低温圧搾)」製法で作られているそうです。
なぜキャンプにはピュアオイルが良いのか
キャンプでのオリーブオイルの使い所はアヒージョとかアクアパッツァとか加熱調理に利用することが多いですよね。
それに、アヒージョは結構大量に使います。
キャンプのアヒージョって綿密なレシピでつくるというより、とりあえずスキレットにいろいろ突っ込んでオリーブオイルで煮ちゃうって感じになるので、クセのあるエクストラバージンオイルより素直なピュアオイルのほうが合わせやすいんですよね。
うちはとくになんでも放り込んでいきますから笑
とりあえずピュアオイルとニンニクと鷹の爪、あとはなんでも放り込みます。
ピュアオイルのほうが温度管理しやすい
前述の通りエクストラバージンオイルとピュアオイルは製造方法が違います。
そのため熱に対する耐性がぜんぜん違うんですよね。
エクストラバージンオイルは180℃くらいになると煙が出始めますが、ピュアオイルは220℃くらいまでなら煙が出てきません。
焚き火や炭火で料理するので煙が出ると引火しやすいですしね。
クセがないのでグルキャンにも最適
オリーブオイルって独特の風味がありますよね。
それが良いところなんですが、中には苦手な人もいます。
なので、グルキャンなんかでいろいろな人がいる場合にはピュアオイルのほうが万人受けするので使いやすいかなと思います。
シーズニングもピュアオイル
スキレットやダッチオーブンのシーズニングにもピュアオイルのほうが向いているかなと思います。
ピュアオイルは安いし香りも少ないのでがないのでシーズニングにも向いています。
ちなみに一番シーズニングに向いているのはサラダ油です。
キャンプ用品て結構オリーブオイル染み込ませろみたいなの多いですよね。
例えばオピネルのハンドル部分とか。
こういうのにもピュアオイルの方が向いてます。
まとめ
とりあえずキャンプにはピュアオイル持っていけば問題ないってことですね。
それ以外にもキャンプ用品の管理なんかもピュアオイルの方が良いです。
じゃあ、エクストラバージンオイルいらないじゃんってなりそうですが、そのまま食べるならエクストラバージンオイルの方が向いてます。
「切ったトマトにモッツァレラチーズのっけてオリーブオイルかけてバジルかけて」みたいなときは、エクストラバージンオイルのほうが美味しいです。
まぁ、ピュアオイルは生でも全然いけますけどね笑