今回はスノピークの焚き火台が人気の理由を5つ紹介したいと思います。
焚き火台はたくさんあるけれど、なんだかんだで人気NO1はスノーピークじゃないかと思います。
実際に使ってわかったのは、とにかく頑丈でデザインもかっこいい。
そして設置が一瞬でできて、メンテナンスが楽ちんというところですかね。
他にもオプションパーツなどが充実していて拡張性にも優れています。

難点があるとすればちょっとお値段がはります。
よく重すぎるという意見もあります。でも、重いといっても男性であればそれほど苦にはならないです。
とくにオートキャンプなどでは大して問題にならないでしょう、と言いたいが、やっぱり重いっちゃ重い笑

これぞ最強!スノピークの焚き火台が人気の理由5選!

早速スノーピークの焚き火台が人気の理由を細かく書いていきますね!

理由① とにかく頑丈で壊れない

スノーピークの焚き火台はこれでもかってくらい頑丈です。
ご覧の通り、嫁ちゃんが乗かっちゃってもびくともしません。
スノーピーク焚き火台
というのも、スノーピークの焚き火台は1.5mmの分厚いステンレス鋼材でできていて、足の部分と溶接でガッチリ接合してあるんです。
なのでうちの嫁ちゃんみたいな軽い(?)女子がちょっと乗っかったくらいでは全く問題ないんです。
※乗るのは自己責任でお願いしますね。(笑)
人が乗っても大丈夫なくらいなので、でっかい薪をガンガンくべて、大型のダッチオーブン乗っけても全く問題ありません。
逆に地面にくぼみができるんじゃないかってくらいです。

焚き火台の材料
焚き火台の溶接引用元: スノーピーク
こんな感じで分厚いステンレス鋼をがっちり溶接してあります。
長年キャンパーに愛され続けるこの焚き火台は、現在生産がすべて内製化されておりHeadquarters(本社工場)で生産されている正真正銘の「MADE IN JAPANです」!
10年使っても壊れるどころかガタもこない強靭さはまさに一生モノです。
下の写真にある「HEADQUARTERS」の刻印は緻密なプログラミングで制御された最新鋭のロボットと、卓越した職人技の集大成である証なのです。

メイドインジャパン

理由② 設置が簡単ですぐに使える

10秒で設置できます。
収納時は平べったくなっているんですが、コレをひょいっと広げるだけ。
組み立てたり、差し込んだりみたいな作業は一切ありません。
おそらく世界中のあらゆる焚き火台の中で、スノピークの焚き火台が最も素早く設置できるんじゃないでしょうか。

理由③ メンテナンスが楽ちん

当たり前なんですが焚き火台って「焚き火臭い」ですよね。
うちは部屋の中に収納しないといけないので焚き火臭いままだと部屋中臭くなっちゃうんでゴリゴリ洗いたいんです。
スノーピークの焚き火台は内側もかたーいステンレスでできているのでたわしでガリガリ擦っても全然問題ありません。
むしろ少しずつついていく傷が味を出してきていてかなりいい感じになってきています。
もっともっと使い込んでいい感じに育てて行きたいです。

こんな風にキャンプ場で灰を落としたあと、家に帰って焦げ付きをガリガリ削り落としています。
気を使わずに洗えるのでホント楽です。

焚き火台の水洗い

理由④ オプションパーツが豊富で拡張性が高い

焚き火台グリルブリッジLや焼き網ProLなどのオプションパーツが豊富で拡張性が高いです。
我が家でも焚き火台グリルブリッジLや焼き網ProLを使っています。
オプションはサイズごとに用意されています。

焚き火台のオプション引用元: スノーピーク

さらに、うちでは焚き火台をちょうどいい感じに囲めるジカロテーブルと組み合わせてロースタイルの焚き火を楽しんでいます。
うちは小さな子供がいるので、けつまずいて焚き火台にダイブする危険性を軽減できる点でもジカロテーブルとの組み合わせは重宝しています。

理由⑤ 何をおいてもデザインが最高!

まさに機能美!
この正四角錐形がたまらないんです。こころなしか焚き火もより美しく見える気がします。

焚き火台のデザイン

オプションと組み合わせても美しさわ失われず、原始的なデザインの中にシステマチックな機能美が組み合わさります。
ものすごーく男心をくすぐられる感じがします。

グリルブリッジとの組み合わせ

写真は焚き火台グリルブリッジLと焼きアミProLを組み合わせたところです。

焚火台L 材質:本体/ステンレスサイズ:W450×D450×H300mm収納サイズ:560×640×32mm重量:5.3kg
焚火台M 材質:本体/ステンレスサイズ:350×350×248mm収納サイズ::450×515×32mm重量:3.5kg
サイズ:270×270×210(h)mm / 材質:ステンレス、重量:1.8kg

スノーピークの焚き火台を細かく見ていこう

スノーピークの焚き火台がなぜ人気なのか一通り書いたところで、製品の内容について細かく見ていきたいと思います。
スノーピークの焚き火台は3つのサイズが用意されています。
左からL、M、Sです。こう見ると結構サイズに幅がありますね。

焚き火台サイズ比較引用元: スノーピーク

スノーピークの公式サイトによるとLサイズは3〜4人用、Mサイズは2〜3人用、Sサイズは1〜2人となっています。
我が家はLサイズを使っているのですが、じぃじとばぁば含め最大、大人5人+子供1人という大所帯で使ったこともありました。
それでも大きさ的には、特に問題なかったのでグルキャンなんかでも全然余裕で使えるんじゃないかと思います。

各サイズごとの仕様

各種焚き火台のサイズについてですが、サイズの選び方については詳しく後述します。

焚き火台L

ラインナップの中で最大のものです。
ファミリーでのキャンプやグルキャンなどではこのくらいの大きさがあるとゆったり焚き火を囲めるんじゃないでしょうか。
前述の通り公式サイトでは3〜4人用となっていますが、我が家では5人+こども1人で同時に囲んだことがありますが特に小さいとは感じませんでした。

焚き火台L

焚き火台M

このサイズは結構人気のサイズだと思います。
友人が所有しているので実物を使用したことがあるのですが、こちらも公式サイトにあるよりちょっと多めの人数でも対応できる気がします。
4人位のファミリーやグルキャンであれば窮屈にならずに使えます。

焚き火台M

焚き火台S

ライナップで最小のサイズです。
結構小さいです。Sは公式通り2人くらいまでが限界じゃないかとおもいます。
すこし高さが低めになってくるので、キャンプスタイルによってはベースプレートスタンドSを使うとちょうどよい感じになるかもしれません。

焚き火台S引用元: スノーピーク

拡張性

スノーピークの焚き火台にはいろいろなプション製品があり拡張が可能となています。
ただし、焚き火台のサイズによって使えるオプションも変わってくるので、購入を希望するサイズとオプションがきちんと対応しているかあらかじめ確認しておきましょう。
こちらは焚き火台のオプション対応表です。

焚き火台のオプション引用元: スノーピーク

グリルブリッジ

スノーピークの焚き火台拡張のベースとなるのがグリルブリッジです。
グリルブリッジはLとMサイズがありS用には焚き火台グリルネットというものが用意されています。

グリルブリッジ引用元: スノーピーク

このグリルブリッジに焼アミProやグリルプレート黒皮鉄板を乗っけて焚き火/炭火調理を行うことができます。
グリルプレートは高さが3段階に調節可能なので、火力の調整も楽々です。

スノーピークの焚き火台Lと組み合わせることができるオプションパーツ
スノーピークの焚き火台Mと組み合わせることができるオプションパーツ

焼アミPro

これが焼アミPro。
これまた頑丈な作りで軟弱な網とは比べ物になりません。
ワイヤーブラシでガンガンこする事ができるので、使用後のお掃除やメンテも楽々です。

焼アミPro引用元: スノーピーク

スノーピークの焚き火台LとグリルブリッジLを使って組み合わせ可能
スノーピークの焚き火台MとグリルブリッジMを使って組み合わせ可能

グリルプレート黒皮鉄板(焚き火台Lのみ対応)

こちらはグリルプレート黒皮鉄板。焚き火台Lに対応しています。
なんと2.5mmの厚さがあります!
キャンプ中に夫婦喧嘩して、嫁ちゃんにこれで頭殴られたらひとたまりもありません。
これだけ厚いと熱容量が大きいので、食材を乗せた瞬間に鉄板の温度が落ちずらいため、美味しく調理できます。

グリルプレート黒皮鉄板引用元: スノーピーク

スノーピークの焚き火台LとグリルブリッジLを使って組み合わせ可能

焼アミProやグリルプレート黒皮鉄板のハーフサイズ

焼アミProやグリルプレート黒皮鉄板はハーフサイズもあるので鉄板料理と網焼きを同時に行うこともできちゃいます。
ハーフサイズは焚き火台Mにも使えますが、少し隙間ができるので炎を完全に利用したい場合は社外品などで代用したほうがいいかもしれません。
焚き火台Lにはジャストフィットです。

ハーフサイズ引用元: スノーピーク

焼アミProのハーフサイズです。焚き火台Lと併用でぴったりサイズ!
黒皮鉄板のハーフサイズです。焚き火台Lと併用でぴったりサイズ

ジカロテーブルとの組み合わせは最強

個人的にとても気に入っているのがジカロテーブルとの組み合わせです。
焚き火台Lとベストマッチなサイズで、ファミリーでのキャンプやグルキャンに最適です。
これも厚いステンレスでできているので作りが頑丈なだけでなく、熱々の鍋やスキレットなどをそのまま気にせず置くことができます。
足が華奢な感じもするのですが、見た目以上に安定感がありかなりの重量のものをポンポン置いていっても全く問題ありません。

ジカロテーブル引用元: スノーピーク

こんなふうに子供と焚き火台との距離を離す役割も果たしてくれるんです。
なんかヤカンがきたねぇ笑

子供と焚き火台

さらに、ジカロテーブルはマルチファンクションテーブルと連結できるので焚き火台を中心に巨大なくつろぎand調理スペースを構築することが可能です。
ただし、お金がいくらあっても足りなくなります笑

サイズ:焚火台L使用時/1120×1120×400mm (開口部600×600mm )・剛炎使用時/890×890×400mm(開口部370×370mm)

マルチファンクションテーブル引用元: スノーピーク

我が家では少しずつ拡張して行き、焚き火台Lをジカロテーブルで囲み、マルチファンクションテーブル竹ロングを1つ連結したところで打ち止めしました。
高いんだもん!

ジカロテーブルとマルチファンクションテーブルについても詳しく記事にしました。

サードパーティのオプションも充実

鉄板工房さんや鉄板市場さんといったメーカさんからもスノーピークの焚き火台に対応しているオプションパーツが販売されています。

こちらは鉄板工房さんの「SnowPeak焚火台L対応グリル」厚さはなんと6mm〜12mmを選択できます。
桁違いの厚さ。。
こんなんでステーキなんか焼いちゃったらもう高級鉄板料理みたいなレベルになってしまうんじゃないかと。

極厚鉄板引用元: 鉄板工房

こちらは鉄板市場さんのフラットな鉄板「グリルプレート フラットタイプ」です。
ほんとピッタリでスタイリッシュですよね!

鉄板フラット引用元: 鉄板市場

こんな感じで社外品で拡張していくのも面白いかもしれません。

スノーピーク 焚き火台Lの使用感

我が家はロースタイルで焚き火をするんですが、使っているチェアがロゴスの「アウトドアチェア ストライプヒーリングチェア」ってやつで、座高が31cmです。
焚き火台Lと椅子との組み合わせはこのくらいの座高が下限かなと思います。
バランスはこんな感じ。
写真では、グリルテーブルの高さを最大にしています。

チェアとの組合わせ

実際に椅子に座ると目線が下の写真の感じになります。
先程座高の下限は31cmと書きましたが、うちはテーブルを挟んでいるので、焚き火台を単独で使う場合にはもっと低い椅子でも良いかもしれません。
色々ツッコミどころのある写真になってますが、そこは目をつむってください笑

この写真もグリルテーブルの高さは最大。
焚き火台LとグリルブリッジLの組み合わせで、グリルブリッジの高さを最大にするとジカロテーブルの高さとぴったり同じになります。
この辺のバッチリ決まる感がエグいです。

椅子に座ったところ

使用感といっても今さら感ったっぷりですね。
使用感の良さは長年ベテランのキャンパーさんに愛され続けていることが何よりの証拠だと思います。

初回購入はスターターセットがおすすめ?

スノーピークの焚き火台LとMには、スターターセットというものがあります。
私は最初にこのスターターセットを購入しました。
最初から使うであろう基本的なセット内容となっているので確実にセットで買ったほうがお得です。

スターターセット引用元: スノーピーク

焚き火台ベースプレート

セット内容は焚き火台、焚き火台ベースプレート、炭床Pro、焚き火台コンプリート収納ケースの4種で、それぞれ単独で購入するよりお得になっています。
付属の焚き火台ベースプレートといのは、焚き火台の熱が直接地面に当たるのを防ぎ地面へのダメージを軽減する役割を果たします。
こういうところにこだわるのがスノーピークらしいですよね。
河原や砂利で焚き火するときは使いませんが、草地や土の地面のときはこれを敷くようにしています。

炭床Pro

炭床Proは、その名の通り炭床です笑
焚き火台の中において使います。
焚き火台が四角錐なのでこれを置かないと炭が底の方にたまってしまって、アミや鉄板から遠くなるし、面積も小さくなるので、炭火のときは必須です。

焚き火台と炭床Pro

焚き火台コンプリート収納ケース

収納バッグです。
これはかなりしっかり作ってあります。重いですからね笑
いまはグリルブリッジと焼アミも持っていますが、これらもまとめて収納できます。

コンプリートケース

これはLサイズですが、手前のポケットは結構大きくてしっかり作ってあるので着火剤やライター、ファイヤースターターなんかを入れておくのに便利です。

コンプリートケース1

ケースべた褒めするのも変ですが、かなり厚い生地で作ってあり長期間に渡って使えるようになっています。
スノーピークの焚き火台(得意に炭床)の重量に耐えるにはこれを使うのが間違いないでしょう。

コンプリートケース2

焚火台L 材質:本体/ステンレスサイズ:W450×D450×H300mm収納サイズ:560×640×32mm重量:5.3kg
焚火台M 材質:本体/ステンレスサイズ:350×350×248mm収納サイズ::450×515×32mm重量:3.5kg
サイズ:270×270×210(h)mm / 材質:ステンレス、重量:1.8kg

セットで買いたいけど高い!代用品はないの?

炭床はコイツで代用しよう!

スターターセットでの購入がおすすめですが高額なのでなんとか「焚き火台だけで済ませたい!」ってこともありますよね!
もちろん単品で購入するのも全然ありです。その際に絶対的に必要なのは炭床の代用品です。
でも、これは100均一で手に入っちゃいます。
コイツです。

まるあみ引用元:楽天

これを焚き火台の中に投入すれば炭床になるのでこれで代用しましょう。
あとはタイミングを見ながらすこしずつ揃えていくのを楽しむのです。

焼き網も代用

焼き網やロストルも社外品で代用できます。
グリルブリッジがなくても直接乗っければOKなのでこちらも無理してセットで購入しなくても大丈夫です。

代用品は様々なものがある

オプションの代用品は様々なものがありますが、これは後々別記事で紹介したいと思います。

サイズの選び方

これはキャンプスタイルにもよるのですが、LとMに関してはスノーピーク公式の想定人数プラス1人、Sは公式プラス1人といった感じだと思います。
こどもが混ざっていればもうプラス1くらいまで行けるかも。
うちは実際6人でした。

何でかというと、キャンプしてるときって焚き火台だけで調理するわけではないので、単純に焚き火台を囲んで窮屈にならなければ良いわけです。
要するに、何人分の料理をするのかということです。

「肉しか焼かねーぞ!んでもって高速で食いまくる!」って場合には確かに公式通りの人数になると思いますが、例えば焚き火台でダッチオーブンとスキレットを使いながら、シングルバーナーやカセットコンロとクッカーで飯を炊くみたいな使い方ならより多くの料理を作れるわけです。

なので窮屈になるかならないかがポイントです。
そうすると前述の通りとなるわけです。

ここはご自身のキャンプスタイルを考えて選ぶと間違いがないと思います。

スノーピークの焚き火台の難点

重い

えーと、、重いっす。強がっても重いっす。
スターターセットの重量を計ってみました。
なんと約12kg。。。

スターターセットの重量

グリルブリッジと焼アミも加えた重量。
おいおい、約15kgもあるじゃないか。。

オプション全部の重量

重さに関しては諦めましょう。
強靭な耐久力を得るには強靭な肉体が必要なのですよ。キャンプに出かけるついでに筋トレができると思えばいいじゃないですか笑
しかし、重い。。

値段も重い

こっちもずしーんときます。
Lサイズだとスターターセットが大体27,000円前後、単品でも17,000円くらいします。
Mではスターターセットが大体22,000円前後、単品でも14,000円くらいです。
でも、値段に見合った商品だと心から思うので最初はオプションを減らすなりして少しずつ集めていくのも良いと思います。
いっきに揃えるのではなく少しずつ揃えていくほうが楽しみも膨らんでいくと思います。

やや難点もありますが、それでもこの焚き火台は魅力が大きいです。

まとめ

スノーピークといえば自他ともに認めるキャンプ用品の一流、、いや超一流メーカーです。
御存知の通りスノーピークは様々な商品を製造、販売していますが、僕としては、その超一流であるスノーピークの最高傑作がこの焚火台なんじゃないかと思います。
職人さんが一つ一つ心を込めて作り出すこの製品は確かに高いですが、それを超える確かな品質があります。
アフターサービスも素晴らしいスノピークの焚き火台は間違いなく一生モノですよ。

もなさんも是非コイツで焚き火を囲んでみてください。