皆さんこんにちは!まぁさん(@hotcampingjp)です。
今回は数あるポータブル電源の中で「結局どれが一番いいの?」という疑問に対してお答えしたいと思います。
メジャーどころをすべて詳細に比較し最強のポータブル電源を探した結果、 MaxPowerのポータブル電源が他と比べて圧倒的に優れているということがわかりました。
唯一考慮していないのはデザイン性です。
ですから、ポータブル電源をデザインで選びたいという方にとってはこの記事は参考にならない場合があるかもしれません。
本来必要な機能・性能についてはすべて網羅しているので、スペック重視の方には参考にしていただけると思います。
それでは早速解説していきます。
目次
MaxPower(マックスパワー)PLシリーズの特徴
それでははじめにMaxPower(マックスパワー)PLシリーズの特徴から書いていきたいと思います。
圧倒的な静音性!なんとファンレスで無音!
やはりいちばんの魅力はファンが付いていないので音がしないということです。
ポータブル電源は通常装置を冷やすためのファンが付いているのですが、これが作動すると結構な音がします。
昼間は良くても夜間にこのファンが動いているとキャンプの雰囲気が損なわれますよね。
ファンが付いていないことのメリットは次の通り
ファンを動かす電力がいらないので、より多くの電力を使える
ホコリが溜まらないので安全性が上がる
出典: Amazon
ファンが付いていなくて壊れないの?
と思うかもしれませんが、問題ないそうです。
おそらく三元リチウム電池を使用しているのと、制御回路が優秀なんでしょう。
ちなみに、ファンレスでもMaxPower(マックスパワー)PLシリーズにそっくりな類似品の方は壊れる事があるそうです笑
驚異の変換効率で実際に使える電力が大きい
ポータブル電源の容量は500(Wh)とか700(Wh)とか書かれていますが、実際にそれだけの容量を使えるわけではありません。
というのは、直流から交流電源に切り替える時に電力をロスするからなんです。
一般的なメジャーどころのポータブル電源の変換効率は良くても85%くらいです。
つまり、500(Wh)のモデルでも実際に使える電力は425(Wh)程度ということになります。
MaxPower(マックスパワー)PLシリーズは、変換効率がなんと92%もあります。
同じく容量500(Wh)モデルで比較すると460(Wh)です。
言い換えると、同じ要領なのにiPhoneXを3.5回フル充電できるくらいの差が出ます。
見やすい画面表示


MaxPower(マックスパワー)PLシリーズの液晶画面は見やすくて表示できる情報量も多いです。
現在どれくらいのペースで消費していて、その結果何分もつのかが一目でわかるので、管理がしやすく計画も立てやすいです。
ポータブル電源を選ぶ基準
まずはじめに、理想的なポータブル電源というのはどういうものかを考えてみたいと思います。
その上でポータブル電源に関する用語が出てきますので、そうした用語に自信のない方には以下の記事がおすすめです。
キャンパーのためのポータブル電源用語解説、これがわかれば選び方がわかる!おすすめ商品の紹介もあり!
ポータブル電源を選ぶ基準としては、ズバリ以下のものがメインになります。
容量(Wh)
AC出力(W)
出力の種類(AC/DC/USB)
充電時間
充電方式
静音性
液晶表示のわかりやすさ
変換効率
上から順番に説明していきますと、まずは容量(Wh)ですよね。
自分の使用用途にあった容量を選ばないと、電力が足りなかったり逆にオーバースペックになって割高な商品を選ぶことになります。
AC出力(W)も同じでどのように使用するのか、例えば電気毛布を使うのか、スマホやタブレとの充電くらいでいいのかによって変わってきます。
出力の種類(AC/DC/USB)はポータブル電源に接続したい物によって変わりますね。
一般的な家電製品をAC出力は必須です。
それから大事なのが変換効率です。
これが低いといくら容量が大きくても使える電力が少なくなるので注意してください。
あとは大体文字通です。
それでは、早速MaxPowerとそれ以外のポータブル電源のスペックを比較していきましょう。
MaxPowerとそれ以外のポータブル電源のスペックを徹底的に比較してみた
先程あげたポータブル電源を選ぶ基準をメインに比較してみました。
下の表は横にスクロールできます。
比較項目 | MaxPower PL500J Ver2 | PowerArQ2 500W | PowerArQ2 626W | Jackery 700W | Anker PowerHouse 434W | LACHITA エナーボックス444W | suaoki G500 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
サイズ(L×W×H) | 175mm×200mm×140mm | 295mm×195mm×191mm | 300mm×242mm×193mm | 300mm×193mm×191mm | 200mm×165mm×154mm | 410mm×222mm×186mm | 282mm×210mm×189mm |
重さ(kg) | 5.9 | 6.2 | 6.0 | 6.3 | 4.2 | 5.0 | 6.8 |
容量(Wh) | 500 | 500 | 626 | 700 | 434 | 444 | 500 |
充電時間(AC時) | 6〜7時間 | 6〜7時間 | 6〜8時間 | 6〜9時間 | 6〜7時間 | 6〜8時間 | 6〜9時間 |
AC出力口数(口) | 2 | 1 | 1 | 2 | 2 | 3 | 2 |
AC周波数 | 50Hz/60Hz切り替え可 | 60Hz | 60Hz | 50Hz/60Hz切り替え可 | 50Hz/60Hz切り替え可 | 50Hz/60Hz切り替え可 | 50Hz/60Hz切り替え可 |
AC出力電力(W)[瞬間最大電力(W)] | 300[500] | 300[500] | 300[500] | 300[500] | 300[500] | 300[500] | 300[600] |
DC出力口数(口) | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 |
USB出力(口数) | Type-A×4 / Type-C×1 | Type-A×4 | Type-A×3 | Type-A×4 | Type-A×4 | Type-A×3 | Type-A×2 / Type-C×1 |
スマホワイヤレス充電 | ✗ | ○ | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ |
LEDライト | 全面520ルーメン | 背面520ルーメン | 背面120ルーメン | ✗ | ✗ | ✗ | ✗ |
画面表示 | ◎ | △ | △ | ○ | ○ | ✗ | ○ |
AC/DC変換効率(%) | 92 | 85 | 85 | 82 | 80 | 95 | 85 |
んー、もう圧倒的。。
正直デザインが気に入らないとかでない限り現時点では他の追従を許さない製品と言っても過言ではないと思います。
MaxPower(マックスパワー)PLシリーズのデメリット
じゃあ、デメリットはないのかと言うとそうでもありません。
少し解説していきます。
デザインがハイテク感ありすぎ?!
SmartTapのPowerArQとかと比べるとデザインがハイテク感ありすぎるなぁと言う気もします。
ウッド調のギアを多用したコーディネートの中では少し浮いてしまうかも。。
僕はあまり気にしない方ですが、サイトをお洒落にコーディネートするのもキャンプの大きな楽しみの一つなのでこだわる方には譲れない要素であることは確かだと思います。
入手しづらい
人気がありすぎるためか生産が少ないのか分かりませんが度々品切れになっていることがあります。
防災用品としても役に立つので、あるときに手に入れておくのが賢明ですね。
見た目がそっくりな性能の悪い類似品がある
大人気の製品にありがちなことなんですが、見た目がそっくりな性能の悪い類似品があります。
たとえばピコグリルとかたくさん類似品ありますよね。
製品によっては、類似品だからと言って性能が著しく劣るとは限らないのですが、ポータブル電源は精密な電子機器ですのでホンモノと偽物でだいぶ差があるようです。
特にファンレス機構なので、性能が悪い類似品だとすぐに壊れることがあるようです。
ですから、この製品に関しては類似品はあまりお勧めはしません。
まとめ
キャンプだけでなく番外地の時のための防災用品としても役に立つポータブル電源。
性能的にはMaxPower(マックスパワー)PLシリーズが圧倒的で他を選ぶ理由がないほどです。
特に静音性と変換効率、液晶の見やすさは桁違い。
もちろん今後これに匹敵するような製品が他社からも続々と出てくるとは思いますが、現時点でポータブル電源を手に入れたいなら間違いなくおすすめの製品です。
タイミングによっては入手困難となる場合がありますので、購入を考えていらっしゃる場合は早めの決断が吉かもです。
購入の際は、くれぐれも類似品にご注意を!笑